2023年10月11日 (日)展覧会情報
大藪雅孝 展
会期 2023年10月31日(火)〜11月9日(木) 会期中無休
11:00〜19:00 (土・日・祝 18:00まで)
この度、大薮雅孝先生の展覧会を開催させて頂きます。
大藪先生は1937年にソウルで生まれ、5歳で帰国すると小、中を香川県善通寺で、高校時代を丸亀で過ごしました。その後、1960年に東京藝術大学美術学部工芸科を卒業され、1990年には東京藝術大学美術学部デザイン科の教授に就任します。
先生は、学生時代から水石の採集、盆栽、彫刻、書、陶芸、造庭など、多岐にわたる趣味を通して東洋、特に日本独自の美意識を深く理解し、表現の模索を続けました。
また、油絵や日本画といったあらゆる技法や材料に対する徹底的な研究を行い、独自の岩絵具と油絵具の混合技法の獲得により、彫刻のような特有のタッチを生み出し、ミクストメディア(混合技法)の先駆者と呼ばれるようになります。
その技法について、「中川一政、鳥海青児先生や梅原龍三郎先生でも、日本画の絵具と油絵をいかに混ぜるかを考え、どうしても上手くいかないから岩絵具と油絵具とを別々に分けて描いています。」とも述べています。
花や野菜、動物、昆虫など、日常の愛おしいものに魂を込めて描かき、日本画と洋画の垣根を越えて、新たなる日本の美を表現した画業は後進にも大きな影響を与えました。
ご逝去されて7年目を迎えた今、あらためて大藪先生の作品を紹介させて頂きます。
ぜひこの機会に、珠玉の作品をご高覧下さいますよう、ご案内申し上げます。
11:00〜19:00 (土・日・祝 18:00まで)
この度、大薮雅孝先生の展覧会を開催させて頂きます。
大藪先生は1937年にソウルで生まれ、5歳で帰国すると小、中を香川県善通寺で、高校時代を丸亀で過ごしました。その後、1960年に東京藝術大学美術学部工芸科を卒業され、1990年には東京藝術大学美術学部デザイン科の教授に就任します。
先生は、学生時代から水石の採集、盆栽、彫刻、書、陶芸、造庭など、多岐にわたる趣味を通して東洋、特に日本独自の美意識を深く理解し、表現の模索を続けました。
また、油絵や日本画といったあらゆる技法や材料に対する徹底的な研究を行い、独自の岩絵具と油絵具の混合技法の獲得により、彫刻のような特有のタッチを生み出し、ミクストメディア(混合技法)の先駆者と呼ばれるようになります。
その技法について、「中川一政、鳥海青児先生や梅原龍三郎先生でも、日本画の絵具と油絵をいかに混ぜるかを考え、どうしても上手くいかないから岩絵具と油絵具とを別々に分けて描いています。」とも述べています。
花や野菜、動物、昆虫など、日常の愛おしいものに魂を込めて描かき、日本画と洋画の垣根を越えて、新たなる日本の美を表現した画業は後進にも大きな影響を与えました。
ご逝去されて7年目を迎えた今、あらためて大藪先生の作品を紹介させて頂きます。
ぜひこの機会に、珠玉の作品をご高覧下さいますよう、ご案内申し上げます。
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